自宅でも大きなスクリーンで映画が見たい、という方は多いのではないでしょうか。
最近は多くの動画配信サイトがあり、毎月定額で映画が見放題のプランもありますね。しかし、パソコンやスマホの小さなスクリーンで観なければいけなかったり、ソファで寝そべって観ることができなかったり制約が多くあるのが実情です。
そのような悩みを抱えている方は「ホワイトボード」を購入しては如何でしょうか。
プロジェクタを投影する先として使用することで、自宅にいながら大画面の映画を観ることが出来ます。
私自身も最初は「何となく買ってみるか」程度の購入で期待はしていませんでした。しかし、実際に使ってみると・・・あまりの迫力に感動しました。
ハートフルな映画では今まで以上に感動しますし、アクション映画では今まで以上にワクワクしました。映画を観る姿勢も「パソコンに向かって腰を丸める」形から「ソファに座ってリラックスする」形になり、体がぜんぜん疲れません。
ここでは「ホワイトボードをスクリーンとして使うメリット」についてご紹介いたします。
こんな方におすすめ
- ホワイトボードをスクリーンとして活用することを考えている方
- ホワイトボードを選ぶ時のポイントを知りたい方
- ホワイトボードを活用して生活を豊かにする方法を探している方
目次
1.ホワイトボードをスクリーンにすべき理由
なぜホワイトボードを映画を見る時のスクリーン代わりとすることがおすすめできるのか、それには3つの理由があります。
ポイント
1.映画を大画面で観ることが出来る
2.壁に投影するとデコボコになる
3.スクリーンシートでは映写以外の用途がない
1-1.映画を大迫力で観ることが出来る
映画をスマホやタブレット、テレビで見ている方が気になるのは画面の大きさでしょう。「月額定額で映画を観放題」といっても、小さな画面で映画を観続けるのは疲れてしまいます。また、映画館で見るほどのインパクトがないため、映画の印象が頭に残りにくく、感動も少し薄れてしまいます。
一方、ホワイトボードをスクリーンとして使用するとぜんぜん違った印象で映画を楽しむことができます。
大きなスクリーンで観ることで、体をリラックスさせて映画を観ることが出来ますし大きなスクリーンで観ると視野全体が映画のシーンに包まれるため、アクション映画ではまるで自分が戦いの場にいるような迫力を感じるようになり恋愛映画では背景のロマンティックなシーンに自分自身を溶け込ませることができます。
1-2.壁に投影するとデコボコになる
壁が白い場合、壁そのものをスクリーン代わりにすれば良いと思うかもしれません。
しかし、よく見てみるとほとんどの室内用の壁紙はでこぼこしています。スクリーン代わりとして使ってみると分かりますが、デコボコの壁が映像と重なってしまい俳優の肌にデコボコが浮き出たりするので、正直に言って感動が薄れます。
せっかく好きな映画を見るのに、デコボコが気になったり満足できない品質で観続けることになったら不幸ではないでしょうか。その点、ホワイトボードの表面は滑らかですべすべなので映像を投影しても見やすくおススメです。
1-3.スクリーンシートでは映写以外の用途がない
スクリーンシートという「映像を投影する専用のシート」もあります。
こちらで映画を見るという本来の使い方ももちろん良いのですが、あえてホワイトボードを推している理由は、スクリーンシートはそれ以外の用途がないからです。ホワイトボードなら、マーカーで文字を書くなどの通常の用途としても使えますし、スクリーン代わりとしても使えます。
別の記事でもご紹介していますが、ホワイトボードには「節約」「介護」「勉強」「料理」など様々な面で生活を豊かにする使い方があります。
そのためここでは「ホワイトボード」をスクリーンとして活用する方法をお勧めします。
2.デメリット
ホワイトボードを映画を見るためのスクリーン代わりとする場合のデメリットもご紹介します。
2-1.使い続けると文字の書き残しが残る
通常のホワイトボードの使い方をしてマーカーを使用すると、文字の書き残しで汚れてしまいます。
そのようなホワイトボードをスクリーン代わりにすると、映像に汚れが映ってしまい気になるかもしれません。
ホワイトボードを使い続けるとどうしても劣化してくるため、定期的に水拭きをしたり、専用のクリーナーを買って時々キレイに掃除するのが良いでしょう。
2-2.そもそも文字が消えにくい
後述しますが、ホワイトボードには「映写対応」と書かれたものがあります。このようなホワイトボードは表面にコーティングが施されており、光の反射が抑えられるようになっています。結果として投影した映像が鮮明に映し出され、反射光で醜くなることはありません。
しかし、このコーティングが原因で文字が消えにくいという特徴があります。ホワイトボードとして若干使いにくくなってしまうのがネックと言えます。
3.ホワイトボードを選ぶときの注意点
スクリーン代わりとなるようなホワイトボードを選ぶ時の注意点です。
ポイント
1.映写対応・投影対応ホワイトボードを選ぶ
2.プロジェクタとの距離を意識する
3.「壁に貼るタイプ」「キャスター型」を決める
3-1.映写対応・投影対応ホワイトボードを選ぶ
ホワイトボードの中には、「映写対応」「投影対応」と書いてあるものが売られています。
そのようなホワイトボードは2つのパターンがあります。
■片面ホワイトボード
このようなホワイトボードは片面に特殊なコーティングが施されています。特殊なコーディングが投影機からの光の反射を抑えるため、眩しいと感じることなく映画を観ることができます。
一方、このコーティングが原因で通常のホワイトボードよりも文字が消しにくくなっています。片面の投影対応ホワイトボードを選択する場合は、ある程度文字が消えにくいという懸念を抑えておく必要があります。
■両面ホワイトボード
このようなホワイトボードはキャスター型のホワイトボードで「両面」が使えるようになっており、片方を「通常の用途」もう片方を「スクリーン」として使うような設計になっています。前述したような「文字の汚れ」を気にする必要が少ないため、おススメになります。
3-2.プロジェクタとの距離を意識する
プロジェクタとホワイトボードの距離もホワイトボードを選ぶ時に注意すべき点です。
映像がきちんと収まるのかを確かめないと、壁にはみ出した映像を見ることになります。また、逆にプロジェクタとスクリーンで十分な距離を確保できないと映像が小さくなります。
十分な距離を確保できる部屋で使えるのか、まずは間取りを見直してみましょう。また、プロジェクタを先に購入して映像を一度壁に投影させてみることで、必要なサイズを先に検討するのもお勧めです。
3-3.「壁に貼るタイプ」「キャスター型」を決める
ホワイトボードには様々な種類があり、イーゼル型やキャスター型、壁に貼るタイプがあり
それぞれにメリットデメリットがあります。
イーゼル型
イーゼル型やキャスター型はサイズが小さいものが多く、仮に大きいものを購入すると邪魔になります。また、地味に邪魔なのがキャスターやイーゼルの脚の部分です。ボードから飛び出しているため、歩くときに邪魔になりますし、掃除するときも掃除機でホコリが吸いにくくてストレスになるといった場合もあります。一方で「ホワイトボード」として使う場合は、キャスター型やイーゼル型のほうが文字を書きやすくお勧めです。
壁に貼るタイプ
壁に貼るタイプであれば、場所を取らず非常に軽いため、スクリーンとしての使い勝手が良いです。また、ホワイトボードを自分で切ってサイズ調整もできるため、映画を観る場所を変えたいときに簡単に調整することができます。
おすすめは「壁に貼るタイプ」です。
「ホワイトボードとして使う」場合はキャスター型やイーゼル型もおススメですが、仮に「スクリーンとして」だけ使うのであれば「壁に貼るタイプ」の方が軽くて使い勝手良く、値段も低価格になるためです。
また、地味ですが「壁に貼るタイプ」の方がプロジェクタからスクリーンまでの距離を稼ぐことができます。
その結果、映像を大きく投影して楽しむことが出来ます。
まとめ
ホワイトボードをスクリーン代わりにして映画を見るという方法についてご紹介いたしました。
今までPCやスマホで映画を観ていた方はスクリーンへ投影して感動を味わってみてはいかがでしょうか。
部屋に合うかどうかは選ぶ際に重要なポイントになってきます。
サイズやタイプ、お値段などを考慮して選んでみてください。