ホワイトボードの中には非常に安いものもありますが、安かろう悪かろうで全く使えないものもあります。
今回は「買ってはいけないホワイトボード」の基準と注意すべきポイントについて解説します。
レビューを参考にしてホワイトボードを買うことが多いかと思いますが、本記事で記載したポイントを意識してレビューを読んでみましょう。
こんな方におすすめ
- ホワイトボードの購入を検討している方
- ホワイトボードの購入で失敗しており、二度と失敗したくない方
- 多くのレビューを読んでいるが選ぶ基準がわかない方
目次
買って後悔したポイント6選
1.数回使ったら文字が消えなくなる
最も多い後悔ポイントは字が消えないという点です。
ホワイトボードの文字が消えない原因はペンやイレイザー、表面のホコリなどさまざまありますが、安物はホワイトボード自体の表面がすぐに劣化し文字が消えなくなってしまいます。
また、消えるには消えるが文字を消そうとすると横に伸びるという後悔もあります。
文字を消すというホワイトボードで当然の動作を通してストレスが溜まってしまうと、結局嫌になり使わなくなります。
残念ながら事前にホワイトボードの消えやすさを判断する方法はありません。
レビューや口コミなどをしっかりと見て、しっかりと判断する必要があります。
2.想定以上に重くて壁に掛けられない
ホワイトボードは素材やフレームの材質によって重さが大きく異なります。
ホワイトボードを購入する人の多くは「板のサイズ」や「両面を使えるかどうか」といった点しかチェックしませんが、「重さ」というのも非常に重要な要素なのです。
壁に掛けていたら落下して床を傷つけてしまった、という失敗談は数知れずあります。
実際、私はホワイトボードが落下してホワイトボード自体にヒビが入ってしまった経験があります。
壁に掛けたホワイトボードが落下しないようにしたい場合は「どの壁につけるのか」「フックが支えられる加重はどの程度か」について、事前に入念に調べ、フックに合ったホワイトボードを選ぶとよいでしょう。
3.ボードを回転させるために固いネジを回さないといけない
両面のホワイトボードを使うとアイデア出しのミーティングなどで非常に便利かと思います。
しかし、ボードを回転させるための方法について意識している方は少ないでしょう。
ボードを回転させる際に「簡単に留め金を外す」ようなものもあれば「しっかりとネジで固定されている」ものがあります。
両面タイプのホワイトボードを購入してよくある後悔は「ネジが固すぎる」というものです。
手が痛くなるほどしっかり回さないとネジが外れず、女性にとっては非常に使いにくくなっています。
4.ボードが歪んでいる
安いホワイトボードは海外で大量生産しており、商品の検品体制も弱いため非常に品質が悪いものが届く可能性があります。
ボードが歪んでいるとイーゼルの上にうまく乗せることができなかったり、壁に掛けた場合に壁との間に隙間ができたりします。
また、表面がへこんでいて文字が非常に書きにくいという場合もあります。
ボードが歪むかどうか、という点は確率の問題で必ずしも粗悪品が届くわけではありませんが、そのようなレビューが多いホワイトボードをネットで購入する際には、ある程度の覚悟を決めておく必要があります。
5.表面の磁力が弱くマグネットやペン、イーゼルがくっつけられない
上記と同様で安い海外品の場合は磁力が非常に弱い場合があります。
磁力は目に見えるものではなく、徐々に磁力が弱まっていく場合もあるため分かりにくいのがポイントです。
壁掛け用のホワイトボードなどは粉受けがついていないことが多く、マグネット付きのイレイザーやペンをホワイトボードに貼り付けることになります。
しかし磁力が弱いとくっつけることができず、知らないうちにイレーザーなどが落下して床にペンを消した粉がまき散らされてしまう、といった不満をよく聞きます。
6.「ウッド」という名前に騙される
ホワイトボードは”オフィス感”が出てしまうため、おしゃれな木製のホワイトボードを自宅用に購入する方は多くいます。
しかしここに落とし穴があります。
商品名に「ウッド」「木製」と書いてあるのに、実際は木目調のシールを貼っただけのものがあります。
シールは非常に剥がれやすく、剥がれた部分から内部のフレームが見えてみすぼらしくなります。
ホワイトボードを購入するときは「材質」についてきちんとリサーチを行い、本当に木を使用した製品であるのかチェックしましょう。
買うと後悔するホワイトボード3選
買う後悔するホワイトボードについてご紹介します。レビューの内容をしっかり読んで後悔のない商品を購入するようにしましょう。
REBOILPHASE Office Com 壁掛けホワイトボード
壁に掛けるタイプのホワイトボードでホーロー製のため非常に重くなっています。
見た目もキレイで使う際のクオリティとしては問題ありませんが、非常に重いため壁に取り付けるのが大変で、落下する可能性があります。
落下すると床に傷がついたり、お子さんが怪我をしてしまうリスクがあるため、どのようなフックに取り付ける予定なのかチェックしましょう。
Magjoy フレキシブル磁気マットホワイトボード
壁に貼るタイプのホワイトボードです。
壁に貼るタイプは自分で切ってサイズ調整をすることができたり、持ち運びがしやすく便利というメリットがあります。
しかし本商品はマグネットが付き辛いというデメリットがあり、イレイザーやペンを貼り付けることができない場合があります。
アイリスオーヤマ ウッド ホワイトボード(NWM-34 Brown)
アイリスオーヤマは非常に有名なメーカーで信頼感もあるでしょう。しかしながら本商品は”ウッド”と名前がついているにもかかわらず、ホワイトボードのフレームは木目調のシールを貼ってあるだけなのです。
木目調のシールは剥がれやすく、付属されていた金具を止めたセロテープを剥がしたら、木目調のシールまで剥がれてしまったというレビューもあります。
本当の木製フレームのホワイトボードを探している方は購入を避けたほうがよいでしょう。
まとめ
今回は買うと後悔するホワイトボードの基準についてご紹介いたしました。
ホワイトボードはサイズが大きく簡単に捨てられないため、一度後悔した商品を購入するとずっと不便を抱えたまま使い続ける必要性があります。
本記事に書いたポイントについてレビューや製品仕様をしっかりと読み込み、後悔ないようにホワイトボードを購入しましょう。