普段ノートに次を書く時と違って、ホワイトボードに文字を書く時に難しさを感じることはありませんか?
以下のような理由でホワイトボードへ文字を書くことは難しくなっています。
文字を書くことが難しい理由
- 立って書かないといけない
- 地面と直角になっている板に文字を書くこと
- 太いペンで書くこと
本記事ではどうやったらホワイトボードにキレイに文字が書けるのかを紹介していきます!
こんな方におすすめ
- ホワイトボードに文字がきれいに書けなくて悩んでいる方
- 綺麗の文字を書くコツを知りたい方
- 職場でよくホワイトボードを利用する方
目次
ホワイトボードに文字をキレイに書くコツ:5つのチェックポイント
このようなタイトルをつけていながら大変心苦しいのですが、当然いきなり劇的に字が綺麗になることはありえません。
例えばノートに書く字が一夜で激変することがないように、ホワイトボードの文字も練習が必要です。
しかし、一度掴んでしまえば上手い字に近づけるようなコツがあるのも事実です。これを意識するだけでも違ってくるでしょう。
字に自信がない人でも上手く書けるようになるのでチェックしてみてください。
1.ペンの持ち方を意識する
意外と知られていないのがホワイトボード専用のマーカーの持ち方です。これは普通のペンのような持ち方で良い場合とそうでない場合とがあります。
普通のペンのような持ち方で良いのは、そのマーカー自体の太さが細い場合です。(ペン先の細さではありません)
持ち手自体が細いため、ボールペンやサインペンのように持って字を書くことができるのです。
普通のペンの持ち方では上手く書けない場合が多いのが、持ち手が太いマーカーです。
このようなタイプは、普通のペンと同様に持とうと思うとなかなか安定しません。マーカーが短い場合はそのお尻を手のひらにつけ、親指と人差し指で持つようにしましょう。中指は添えておくとより安定します。
ちょっと慣れない持ち方かもしれませんが、手の一部をホワイトボードにつけることがなく、その結果既に書いた文字を手で消してしまうこともなくなります。実際に持ってみないと感覚がわからないでしょうから、ぜひ一度試してみてください。
なお、ホワイトボードへの字の書き方はこのような分かりやすい動画もアップされています。
2.書き方(手首のスナップ、1筆ごとにしっかり書く)を意識する
文字の書き方も見ていきましょう。
ホワイトボードに文字を書く際には、腕を使うのではなく手首を使って書くと上手く行きます。ボードに腕を垂直に構えたまま固定し、手首のスナップで書いていきます。
このような書き方はノートに文字を書く時と全く違います。ホワイトボードに文字を書く時にはその文字1つ1つが大きくなるので、手首のスナップが生かせるのです。ノートに書く時は細かい字となるので流れるように書くことが多いかもしれませんが、それをやってしまうとホワイトボード上では逆に下手に見えてしまうので気を付けましょう。
ホワイトボードの表面はツルツルしていてひっかかりがなく、その上を滑るマーカーにも抵抗が感じられません。その滑りを上手く利用するようなイメージで字を書くと綺麗に書けます。サッサッと伸ばすように書けば文字のはらいやはねも上手く表現できるようになります。力んでしまうとせっかくの滑りを利用しづらくなるので、筆圧は弱めで書いてみてください。
3.姿勢(背筋を伸ばす、目の高さと字の高さを合わせる)を意識する
また、ホワイトボードに文字を書く時にはその設置の仕方も重要です。
なぜなら、背筋を伸ばし、目の高さと字の高さを合わせた方がキレイに書けるからです。特に大きなホワイトボードに文字を書く時にはその位置がわかりにくくなるので、良い姿勢で書くことが求められます。
小さいとホワイトボードの全体像を常に意識できるので上手く文字を書こうと思えばできるのですが、大きければ大きいほど全体像が把握できなくなります。学校の黒板に横書きした時、文字がだんだん小さくなったり、下がっていったり上がっていったりするようなイメージですね。これをなくすためには姿勢良く、目の高さで書くことが大切になってきます。
4.道具(線を引く場合)を使用する
マーカーの持ち方や書き方以外にも、ホワイトボードにキレイに文字を書くために役立つ道具を紹介しておきましょう。
その名も「罫線用テープ」です。セロハンテープのようにホワイトボードに引ける商品が多いです。これはある意味補助線になってくれるので、まっすぐ文字を書くことができます。初めから薄く線が入っているものもあるので、それを買うという方法もおすすめです。
5.ホワイトボードの各エリアを半分にする
ホワイトボードが大きいことによって文字位置や全体像を把握できない場合、書くエリアを半分にしてみるのも有効な手段です。
幅広く使えるのは良いことですが、キレイな字を書くことに特化するのであればあえて小さいエリアに書くようにしましょう。自分の頭の中でエリアを意識するとそれだけでも上手く書けます。
まとめ
ポイント
- ペンの持ち方を工夫する
- 手首のスナップをきかせる
- 背筋を伸ばし、姿勢をよくする
- 罫線テープのような道具を活用する
- ホワイトボードを半分に分割し、書くエリアを狭める
ホワイトボードにキレイに文字を書く方法、いかがでしたでしょうか。
少しの工夫をすることで、ある程度は簡単に改善が可能ということが分かると思います。
マーカーの持ち方や書き方、時には道具も利用して上手に書いてみましょう!