「イーゼル」という言葉を聞いたことはありますか?
イーゼルとは、絵を描くときに画板(がばん)を立てるものを意味することが一般的です。
しかし、画板の代わりにホワイトボードを立てかけるタイプやホワイトボードがくっついたようなタイプのものがあり、イーゼル型ホワイトボードと呼びます。
今回は、そんなイーゼル型のホワイトボードのメリットやデメリット、そして実際のおすすめ商品を紹介していきます。
こんな方におすすめ
- イーゼルタイプのホワイトボードを購入しようとしている方
- イーゼルのメリット・デメリットを知りたい方
- イーゼルのお勧め商品を探している方
目次
1.イーゼル型ホワイトボードは2種類あり!(一体型・別売り型)
イーゼル型ホワイトボードと言っても様々な種類があります。大きく分けると2種類あるので、以下の内容を読んで違いをしっかりと確認しておきましょう。
イーゼル型のタイプ
・イーゼルの上にホワイトボードを設置するタイプ(別売りタイプ)
・イーゼル一体型のタイプ
ホワイトボードの板を買い、イーゼルの上に置くタイプ
イーゼルとホワイトボードの板を別々に買い、それを組み合わせることでイーゼル型ホワイトボードができます。これはちょっとした工作でもできます。
ポイントは自分の部屋の形やサイズに合わせて、自由に選べる点です。
三脚のようなイーゼルや四脚のイーゼルがあり、様々なサイズもあるためです。
また、イーゼル自体の高さや角度を調整することができるため、キャスター型のホワイトボードに比べて用途の幅が広がります。
イーゼルと一体型のタイプ
イーゼルとホワイトボードが一体化しているものもよく売られています。別売りではないのでサイズが必ずぴったりになります。
「ネットで買う時サイズが合わないと嫌だ」「探すのが面倒くさい」という場合は一体型の方が良いかもしれません。
また、イーゼル一体型の方が別売りタイプのものより安定感が増します。
ホワイトボードに肩がぶつかって倒れてしまった、という話がよくありますが、イーゼルとホワイトボードが別売りのタイプの場合、ホワイトボードだけ落下してしまい床を傷つるリスクがあります。
まとめ
・イーゼル別売り型は部屋のサイズに合わせてカスタマイズしやすい。ただし安定感に欠ける。
・イーゼル一体型は安定感が高く、個別に買う必要がないため楽。
キャスター付きのホワイトボードとの違いは?
キャスタータイプのホワイトボードは平坦な床を楽に動かしやすいのに対し、イーゼルは折りたたんで動かす必要があります。一方、階段を持ち上げるといった場合は、キャスタータイプよりも折り畳みのできるイーゼル別売りタイプの方が動かしやすいです。
また、デザインの幅広さも異なります。キャスタータイプは比較的オフィス向けでシンプルなデザインが多い一方、イーゼル一体型、イーゼル別売り型はそれぞれおしゃれなデザインのホワイトボードが数多くあります。
他にも様々な違いがありますが、まずは以下のメリット・デメリットをしっかり読んでみましょう。
【イーゼル型を選ぶメリット・デメリット】
イーゼル型のホワイトボードを買って後悔しないよう、ここからはメリットもデメリットも両方お伝えしていきます。
2.メリット
メリット
1.「最適な高さ」への調整が自由自在
2.「設置する場所に合わせて」角度を変えられる
3.ホワイトボードと別々に買えるため「デザインが豊富」
4.たためるし重くない!「自由に持ち運びが可能」
2-1.「最適な高さ」への調整が自由自在
ホワイトボードの板と別売りになっているイーゼルを買えば、自由に高さを変えられます。
ホワイトボードを長く使う予定で、さまざまな用途や使用場所が想定される場合は、高さを変更できる点は非常に高評価です。ただし、何段階調整が可能かは穴の数などによるので、ここはしっかり確かめたいところです。
2-2.「設置する場所に合わせて」角度を変えられる
イーゼルはその形状から角度を変えることもできます。
例えばコンパクトなタイプのホワイトボードを机の上に設置したい場合は、自分の椅子の高さや顔の高さによって角度を変える必要があります。また、購入してから想定した角度と違っていて使いにくい、というリスクを回避することもできます。
角度を変更したい場合は、角度が固定されているタイプを買わないよう気を付けましょう。
2-3.ホワイトボードと別々に買えるため「デザインが豊富」
イーゼルだけを買う場合、木製やスチール製、装飾の有無などデザインが非常に豊富です。
使用用途や使用する部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。イーゼル単品で購入する場合は、機能性を重視することもデザイン性を重視することもできます。
2-4.たためるし重くない!「自由に持ち運びが可能」
イーゼル単体は木製やスチール製のものが多く、そこまで大きなものではありません。小さく畳んで傘のような形にすることができるようになっているため、簡単に持ち運びが可能です。
外に持ち出す機会は少ないかもしれませんが、使用する部屋を変更する場合や、捨てるために外に持っていく場合など、要所でありがたみを感じることが多くあります。
また、コンパクトに畳むことができるため、使用しないときに一時的に押し入れにしまうことも可能です。
3.デメリット
デメリット
1.倒れやすいし不安定
2.比較的小さいため書くエリアが少ない
3.両面を使いたい人にとってはNG
4.別々に買うので割高になる
3-1.倒れやすいし不安定
イーゼルは脚でふんばる形で支えているため、キャスターより不安定と言えるでしょう。3点脚で支えるタイプもありますが、生活の導線上にあるとぶつかった際にすぐに倒れてしまいます。どこに設置するのか、を事前にしっかりと意識して探すのがおすすめです。
なお、看板として使う場合にはイーゼル型をイメージされるかと思います。もちろん地面がデコボコしていたり風が強い場合には不安定になるため不向きですが、これはキャスタータイプにも同じことが言えます。
また、特に「イーゼルとボードが別売り」になっているタイプは注意が必要です。イーゼルの脚が細い傾向にあり、体がぶつかるとボードの重みですぐにグラついて最悪倒れて床を傷つけてしまいます。
3-2.比較的小さいため書くエリアが少ない
イーゼル型は比較的サイズが小さい傾向があります。書く予定の内容が多かったり、大きく使いたい場合は向いていません。
中にはボードが大きめのイーゼルもありますが、それでも限界はあります。またキャスター型と比較して不安定な傾向があるため、あまり巨大なイーゼル型はおススメできません。
3-3.両面を使いたい人にとってはNG
イーゼルにホワイトボードの板を置くタイプの場合、裏面は使えません。両面タイプのものを希望するなら、イーゼル一体型か、キャスタータイプを選ぶことになります。
3-4.別々に買うので割高になる
イーゼルとホワイトボードを別々で買う場合には、それぞれにお金がかかってくるため割高になる場合があります。
安いイーゼルを別売りで購入することも可能ですが、足元が不安定でガタガタ揺れる可能性があります。特にネット購入では実物を確認できないため、各商品のレビュー評価(低)を確認して、どの程度不良品が発生しているのか、をチェックすることはおススメです。
まとめ
ポイント
・イーゼル型には「一体型」と「別売り型」の2タイプある
・高さや角度の調整が容易で、持ち運ぶのも便利
・比較的サイズが小さく、倒れやすいのがデメリット
一口にホワイトボードと言っても、イーゼルだけでこれだけの種類があることがわかりました。
キャスター付きのものと違って家庭でも使える手軽さが人気となっており、使わない時は折りたたんで収納できるところが魅力ですね。用途に応じてしっかりと必要なタイプを分析し、使いやすいタイプを選んでみましょう。